八戸ポータルミュージアムが優れているところは、
①拠点(ポータル)になる。
②拠点のなかに、「日常の生きたアート」を取り込む。
③取り込む舞台を用意し、かつ「人を育てる」。
④育てた「生きたアート」を街に放ち、回遊機能を高める。
こういったことをできるようにすることで、1年間に
100万人もの人が利用する、とてつもないミュージアムが
出来上がっています。
このことは、いろいろなことを示唆してくれます。
①遊牧民のワクワクする舞台(拠点)=シンボルが必要。
②ワクワクが飛び火するように、人材を育てる機能を持つ。
③飛び火した「先」が連動する。
こういう機能をもつと、人は集まり、回遊する。
これが地域再生の鍵を握る「遊牧民を過疎に集める
仕組み」につながります。
<続く>