生物学的地域再生・・・参

さてさて、この作業仮説をすすめるにあたって、おもしろいな
と思う点がいくつかあります。

1つは、「クリエイティブは常態にするべきか?」
です。

生物をみればわかるように、日々同じ事を繰り返している
のが生物の生き方です。

生物の生存は、非常に短く、不安定ですが、基本形として
コンサバティブです。

ということは、「クリエイティブではない」のです。

生物の進化(クリエイティブ)は、長い時間をかけての
「複製エラー」に基づくものや、偶然など、様々な要因
ではありますが、「意図的ではない」ものばかりです。

言い換えると、ヒトのみが「意図的進化」をできる
ようになったといえます。

種としての変化だけでなく、「道具」を用いることで
「進化したのと同じ状態を外に作れる」ようになった点が
最大の「種を超えた点」です。

種を超えたということは、「生物学的進化」に加え
「ヒト的進化」を選択肢としてもったということです。

となると、クリエイティブこそ人間を人間たらしめる
最大の特徴となるのです。

そういう意味では、クリエイティブの差はあれ、
人間の営みとして「クリエイティブであることは
常態である」ともいえるのです。

では、この話題から②の種としての合理性に
話しを進めていこうと思います。

では、ヒトはどうクリエイティブになったのか
という点です。

そこで出てくるのが「脳」の存在です。

<続く>

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