地域活性と言われているものの多くは、前者。
ボクが意識してやっていることは、後者。
日替わり店長が行うシェアカフェも、1人1人の店長に
とっては非日常でも、カフェは週6日空いている。つまり
日常。
ボクにとっての起業家育成も、「起業を日常化させる」こと
に主眼が有り、そのハードルを下げて、「ちょいのり気分」で
試すことがデキル、そんな日常感が大事だと考えている。
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思えば、四国の先進事例地域は、すべて、後者の戦略。
ゆずの馬路村、葉っぱのいろどり、四万十ドラマのとおわも、
道の駅の内子も、サテライトオフィスの神山も。。。
「非日常の瞬間最大風速」を競い合うのは、善良な
人ほど疲弊させるし、危うい魑魅魍魎がうごめく。
また、田舎には、何かしら「都会風おおぼらふき」に
弱いらしく、食い物にされることもしばしば。
そういう人々は、言葉で瞬間最大風速をまき散らし、
田舎の人に幻惑を見せる。
実に、イリュージョン^^
そういや、田舎の中ではたいしたことないのに、外では
あたかも自分の業績のようにいう「おおほらふき」も
逆に一部散見しますが、それはご愛敬。
先進地域のトップランナーが20年以上かけてつくった
ことは、そうそうデキルものでもないし、やれるものでも
ない。
ただ、地域再生の戦略とは、「非日常の日常化」からしか
産まれないというのは、間違いないことだろうと。