今回、生まれて初めて、公的なプレゼンコンテストには
でたわけですが、実は大きな願いがありました。
上勝や過疎地域の町おこしのノウハウを水平展開していく
ことは着実にできるようになってきたのですが、問題の多い
シャッター商店街についてはまったく関与できていませんで
したし、これまで温め続けてきたアイデアを実現化させるだけの
行動が起こせていませんでした。
*シャッター商店街の東新町にシェアバーを出店しているにも
関わらずデス。。
そこで、シェアバーを行う頃から構想していたアイデアを
コンテストにでれば、そして政策プレゼンなら、もっとも
効果的にアピールできるだろうと言うことで、多少のリスクも
あるのを覚悟しながら、提案させて貰いました。
アイデアは、シャッター商店街に”徳島を現す”という
ものです。
徳島の中心部に住んでいるヒトも含めてですが、行ったこと
のない徳島がたくさんあります。
ならば、観光客が知りうる徳島なんて、ほんの一部しか
知られていません。
そこで、徳島人でもあまり知っていない”徳島”を東新町に
店舗として集められないか、徳島らしさを体現する商店街
をシャッターだからこそ新たに作ることができるのでは
ないかというものです。
まず、商店街で”居抜き物件””デザイン性の高い物件”を
ピックアップします。
*すでにピックアップ済み
次に、商店街の所有権と使用権を分離し、徳島県or市or
まちづくり会社が使用権を持ちます。使用権をもてば、次に
商店街南側を「海山川の新しい徳島」を体現できる漁師・
農家・山師の商品などをメインとした店舗を機能別に
作ります。 *高松丸亀町商店街方式
外装を変えず、商店街の歴史を活かしたまま(尾道方式)、
内装を作っていきます。改装費用は、新しい徳島を体現できる
元気な自治体に参加して貰います(約300万程度/1店舗あたり)。
そして、プロデュースするのは、各自治体が六次産業化や
町おこしを仕掛けるために、人材を一本釣りしてきた
地域おこし協力隊にやってもらいます。
*ここをおにぴはチーム編成し、やりたいです^^
*これら地域おこし協力隊のメンバーは、同じシェアハウスに
住み、広域連携型町おこしの主軸に育って貰います。
もちろん住所は各過疎地に置き、行き来して貰います。
*協力隊員の事業費200万×参加自治体数だけあるので
10店舗できれば、2000万円の事業費になります。
*例えば、三好市は、商品化のプロを、美波町は
販売のプロを、那賀町は、販促のプロをのように、
各自治体が異なるスキルの協力隊員を選び、チームとして
機能させます。
*飲食店を一店舗中核に作り、徳島を食べられる店を
考えます。
そこで、過疎と徳島市を結び、徳島市のヒトに徳島の
良さを知って貰い、また徳島市に新たな観光商店街が誕生
することで、阿波踊り会館のあとによってもらえるスポットを
作ることが可能です。
商店街の北側には、新たな徳島を生み出している
”クリエイターの商店街”を作ります。
クリエイターズマーケットに参加しているクリエイターは
たくさんいますが、商売のプロが参画すれば、もっと
成長する規模になります。
このように、機能別商店街を構成し、新たな”徳島らしさ”
を体現することで、シャッター商店街を救おうというものです。
これは、10店舗作ったとしてもコストは3000万程度。
逆に一日の売上2万円をだせれば、年間で6000万の
売上が見込め、自治体の投資金額としては少なく、
そしてリターンはそれなりにだせれるものになると
予想しています。
加えて、この新たな商店街は、上勝・神山に次ぐ
第三の視察の地になると思います。
いま、上勝・神山で8000人規模の視察がきていますので、
それが”新たな商店街再生の事例”として注目を浴びるには
間違い有りません。
というのも、県周辺部の「過疎が街の過疎を救う」という
方程式は物語としても優れているからです。
以上のような内容を政策提言しました。
*少し詳細に語りましたが。。。
これが受入れられて、何かしらの起爆剤になれば、
ボクの子ども時代の東新町に少しでも戻るのでは
ないかと考えています。
おにぴ