<強いチームに必要なのは、一体感か使命か>
結果を出す意味では、仲良しチームがいいのか、ライバル意識を持ったチームがいいのか。ただいま検証中。
かつて全日本女子バレーチーム監督の自伝をいくつか読んでみると、
金メダルを獲得したときのチームは、ライバル意識むき出しで仲が悪かったそうである。
金メダルを取るという目的を共有しながらも、人間関係は悪かった。
同じような事例は事欠かず、仲の悪い芸人コンビであるが、結果は出している
コンビがあったり、世界のトップリーグのサッカーなどでも同じようなことを聞く
ことがある。
逆に、チームの一体感を感じるマネジメントで結果をだしたのも豊富で、例えば、
世界選手権で優勝した女子サッカーチームなどは、外から見ていても、チーム仲は
よさそうであった。
この二つの命題は、街づくりのチーム形成にもいえる話で、例えば、徳島県神山町の
街づくりは、非常にチームとしての一体感を感じるし、仲がいい。
お隣のわれらが取り組んでいる上勝町では、それぞれ上勝町の未来創造に
向けて目的を共有しているが、互いがライバルであるような状態である。
それぞれのマネジメントの長所短所があると思われるが、この二つの
検証が非常におもしろい。
街づくりの時期に応じても異なるであろうし、じっくり考察してみたい。