お申し込み http://tips.smrj.go.jp/events/20180531kakawarikeizai/
地方創生という言葉が一般的になって数年経過していますが、全国各地で行われている地方創生の取組みをみなさんはどう感じておられますか?
徳島県上勝町を核に全国各地の地方創生や創業支援に関わっている大西正泰さんは、その地方創生の取組みを冷静に受け止めています。そして、地域で起きている現象をロジカルに読み解くと、都会のこれからの姿が見えてきたそうです。今回、大西さんに、地域から見える都会のこれからの姿についてお話しいただきながら、参加者のみなさまと一緒に対話をしながら考えていきたいと思います。
<大西さんからのメッセージ>
カリスマの経験値でしか語られない、特殊事例の成功事例で埋め尽くされる地方創生事例。実は、カリスマに依存した街づくりは「再現性」に乏しく、誰もができない「職人芸」や「365日ボランティア」などの途方も無い労力や、補助金で成り立っているものがほとんどです。
こういった“街づくりのリアル”が乏しいものではなく、街づくりを再現性の高いものとしてどう論じていけばいいのでしょうか。加えて、地方創生の財源の99%を握っているTOKYO。東京が豊かに幸福度の高い街に変わっていかなければ、日本の地方創生には先がありません。こういった課題をもとに、いま何が日本で起きているのか。そしてどういった方向に向かえばいいのか。正解のない時代に、とりあえず進むべき「方向」を明らかにしていきたいと思います。
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プログラム
ゲストトーク
参加者同士、ゲストと参加者との対話
開催日時 | 2018.5.31(木) 19:00-21:00 |
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対象 | ・中小企業事業者、小規模事業者の方 ・創業希望・予定の方 ・上記のテーマについて関心がある方など |
定員 | 20名 |
参加費 | 無料 |