2月16日に東京で、パネラーとして話をします。テーマは公共施設のリノベーションについてです。文科省の廃校利用で選ばれた上勝町落合町営複合住宅の事例をベースに”嫉妬”正義と公平”風穴と余白””遊び”というキーワードでリノベーションについて報告する予定です。
ERES 公開セミナー
公共施設のリノベーション
日時: | 2017年2月16日(木)14:00-16:00(開場 13:30) |
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会場: | 東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(地下2階) 福武ラーニングシアター MAP |
主催: | 東京大学公共政策大学院 |
※定員いっぱいになったようです。
開催趣旨
高度成長期の人口急増に伴って大量に整備された公共施設の老朽化が進む中、各地方自治体は今後の人口構成の変化や財政状況の見通しを踏まえながら、公共施設の再編・統廃合・長寿命化などを総合的・計画的に管理するいわゆる「公共施設マネジメント」に取り組み始めています。
総務省によれば、今年度末までにほぼ全ての自治体において『公共施設等総合管理計画』の策定が完了する予定であり、今後各自治体はそれぞれの計画を遂行すべく具体的な事業に取り組んでいくことになります。
しかし、これまでもっぱら公共施設の整備拡充を進めてきた自治体にとっては、逆に公共施設の再編や統廃合の経験は乏しいため、その具体的な進め方に不安を覚えているところも少なくないものと思われます。
そこで本セミナーでは、公共施設マネジメントの具体的な手法のひとつとして、特に既存の公共施設を用途転用して利活用を図る「公共施設のリノベーション」にフォーカスして、その先駆的な取り組み事例に学びながら、公共施設をリノベーションすることの意義や可能性、課題について議論を深めていきたいと考えます。
※本セミナーは、寄付講座「不動産証券化の明日を拓く(三井不動産)」の研究・交流活動の一環として行われます。
プログラム
(司会進行)特任教授 辻田昌弘
14:00
講演I
『リノベーションによる旧市庁舎の有効活用〜立川市子ども未来センター〜』
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小山裕二郎氏立川市産業文化スポーツ部地域文化課主任
14:45
講演II
『遊んだ資産で“カザアナアケル”-嫉妬と公平、そしてワクワクのはざまから-』
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大西正泰氏一般社団法人ソシオデザイン代表理事(徳島県上勝町)
15:30
ディスカッション
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寺沢弘樹氏特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会業務部長
16:00
閉会